砥部町少年少女発明クラブ日記

 今日1月23日(土)に砥部町少年少女発明クラブ久しぶりに開催しました。
 コンテスト終わったので、3月の閉校式に向け個人の作品作りとなります。最近「いまの子って、いろいろ経験できていないな」ってこと思いますが、その分興味ある事への集中力は半端ないです。


 今日対応した子のひとりは、超自由奔放で他の指導員の方から怒られてばかりで、私の話もなかなか聞いてもらえませんが、とても素直です。
 その子が、信号機作りたい!って言うもんで電気回路とかプログラミングとかの話してもすぐ他のこと始めるので、歩行者用信号機に半ば強引に誘導し(このあたりは大人のずるさ)蛍光面のデザインをやってもらったところ、すごく真面目に取り組んでくれたので感激です。

信号機蛍光面のデザイン中

 デザインツールは、Googleスプレッドシートで即席で作成したのですが、特に教えなくても使いこなしちゃってます。
 1セルにひとつのLEDですので、利用するLEDの数数えてねって言ったら一生懸命セルに数字入れてた・・・確かにこの方がわかりやすいが手間やろ!
 って突っ込みしながらも、確かに何度も聞かれるんで入れてると間違えないよねと納得

空白以外だったら塗りつぶし!の簡単キャラクタパターンエディタ、カウント付き!(手入力)
デザインセンスはさておいて、双方ともほぼ同じエリアに入るよう設計されてます。すごい!

 いろいろ問題あるのですが、個人的に将来が楽しみっす。もっと教えたいな~。

 もうひとりは、いろいろやりたいけれどどうして言い分からないって感じの子です。
 今日詳しく話を聞いてみたところ、食事中肘をついてしまって怒られるので、そのとき警告出してくれる装置を作りたいとな。絵を描きながらヒアリングしてみると案外簡単な仕組みでできそうだったので、まずは肘付きを検知するセンサーのプレート準備しました。
 単純に板の裏にタクトスイッチいくつかつけて、肘つくとスイッチが入るだけですので構造自体簡単なのですが、プレートのデザインを単純な板では無く自分の使いやすいようにアレンジするようアドバイスすると・・・結構かっこよくなっちゃいました。
 うんうん、そう言うのってプロダクトデザインちゅうもんだぜと伝えながら、糸鋸台で加工したのですが、まあまあうまいじゃん。
 この子ってもしかして手先が器用?たのしみやん。

 そんなこんなであっという間の時間でしたが、楽しいなあ。もっといろいろやりたいのですがコロナもあり悩ましい!次回もできるかどうか分かりませんが、3月までにできるよう取り組みたいです。
 といっても、あと2回・・・できるのか?